九代大樋長左衛門 折鶴香合 淡々斎在判 |
箱書 本作は折鶴を模った大樋釉の香合で、ピンと張った折の綺麗な鶴がそのまま焼き物で表現されています。折鶴は、鶴は千年亀は万年と言われる言葉にあやかって、吉祥や長寿の願いをもって折られることがあったとされています。ただ、九代大樋長左衛門の時代背景を鑑みるに、平和への祈りの象徴としての意味合いが強いかもしれません。 折鶴の左翼には淡々斎の花押が 右翼には大樋の印が捺されています。 |
昭和7年より大阪にて茶道具商として商売いたしております。 阪急の創始者 故小林一三翁からもご贔屓にしていただき、無庵の庵号を頂戴しました。 また、皆様に御愛願頂きましたおかげさまで、阪急百貨店うめだ本店にお店を構えさせて頂き、令和元年をもって50年を数えることとなりました。 当店では千家十職の作品を主に紹介しております。店内では、常に樂歴代の味わい深い茶碗や華やかな仁清写茶碗を、季節の掛軸と共に展示。百貨店内での美術鑑賞をゆっくりと楽しんで頂けるよう心がけております。 是非、お気軽にお立ち寄りください。
住所
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